今回は特別版!日本のウェディングを経験してきたルタンのスタイリストが気づいた日韓ウェディングスタイルの違いをご紹介します♡
初めまして!スタジオ ルタンのスタイリスト後藤です。
私は以前まで日本のブライダルの会社で新婦様のヘアメイクをさせていただいていたのですが、韓国花嫁のヘアメイクやウェディングのコーディネートなど参考にされている花嫁様が多く、
日本のウェディングと何が違うのか、なぜこんなに綺麗なのか….
私自身も韓国のメイクやウェディングに興味があり勉強していたのですが、ルタンに来てその差に驚くことばかりです。
韓国花嫁に憧れている方に、私なりに気づいた「その差」についてまとめてみました!
hair style
まず日本の花嫁様は、動きのあるスタイルを好む方が多く、前髪や後れ毛を残すふわふわしたスタイルを作ることが多いです。
一方、韓国ではシンプルに面をまとめることが多く、ダウンスタイルでもウェーブをあまり強くしない、毛流れをきれいに見せるようなスタイルが主流です。
また韓国では根本をしっかりと立ち上げるのも特徴的だと感じました!そうすることで自然な髪の流れが演出でき、ナチュラルだけど洗練された印象を作ることができます。
make-up
私はルタンでヘアメイクを学ぶ際、日本と韓国の”メイク”の差を強く感じました。
日本ではヘアメイクにかける時間も1時間あれば嬉しかったですし、ヘアスタイルにこだわりを持っている方が多かった為にメイクにかける時間は、30~40分くらいを目安にしていました。
時間内に仕上げることを優先しなければいけなかったため、正直妥協しなければいけないこともありました。つけまつげを付けたいと言われた時なんかはかなり焦っていましたし…(笑)
その点、韓国ではヘアメイクの時間がかなりゆったりと設けられているところが多いようです。スタジオ ルタンでも2時間くらいかけて支度していきますので、かなりこだわってヘアメイクしています。
また具体的なメイクの違いですが、日本はアイシャドウの色味やリップの色味でメイクの濃淡を表現するのに対し、韓国メイクは色味をあまり出しません。
また、肌の作り方が全く違うなと感じます。その人が持つお肌の質感を活かしたいので、質感は残したままでキレイに見えるようにカバーしたり自然な立体感を出すことに命をかけてます(笑)
また、フェイスラインのシェーディングやヘアラインを埋める作業など細かなところまで作り上げていきますのでグッと印象が変わる、『盛れた!』と思える仕上がりになるのではと思います。
韓国メイクは「透明感」「立体感」が命! !
淡い色を何層にも重ねていくことで自然にそのような演出ができるので、
ナチュラルに理想のお顔を作り上げることができます♡
また韓国メイクといえばまつげが印象的だという方も多いのではないで
しょうか?韓国メイクではつけまつげが必須。日本ではつけまつげはギャルのイメージや、派手になるのではと抵抗のある方も多いようですが、韓国では短くカットしたものを目の形に合わせ付けていくのでナチュラルに目力を出せますし、どの角度から撮っても美しい仕上がりになります。
ルタンでメイクすると、これからまつげ付けようかなというお話もよく聞きます♡
撮影の進み方について
日本の式場で前撮りやフォト婚での撮影は、写真のイメージがあまり共有され流ことが少ないので新郎新婦様もイメージをしにくい、また指示書を作られる新婦様も多いと思います。
私も日本の前撮りで、ヘアメイクとしてアテンドにつく際、次にどんな撮影をするのか、正解が分からないために動きにくいことがよくありました。
しかし韓国フォトでは、コンセプトというイメージの写真が決まっていて、その中で好きなシーンを選んで撮影をしていく為、新郎新婦様もイメージがしやすく事前に心構えもできますよね!
またスタッフもイメージを共有できるので相違が無く、全体を見てコーディネートすることができるので全体的に統一感のある仕上がりにもなります♡
初めてこのコンセプト撮影を知った時、なんて親切なシステムなんだと感じました(笑)
また撮影時は色々な感情があると思います。
緊張したり、ドキドキしたり、ちゃんとできてるのかなと不安に思ったり…
韓国フォトではカメラマンさんが一から本当に細かく指示してくれます!
ウェディングの撮影というより作品撮りに近い形で撮影が進むので、現場の雰囲気も心地よいですし、仕上がった写真を見てびっくり!本当に皆様モデルさんのようにきれいです♡
韓国フォトの強い味方『レタッチ(修整)』について
日本では修整する文化が元々ないため、不自然な仕上がりになることも多いようですが、韓国では何十年も前から写真レタッチ(補整・修整)をすることが当たり前で、パスポートや証明写真の写真もフォトショップで修整されたものを使っている方が多いみたいですね。
ルタンの写真レタッチ(修整)は韓国にてプロのレタッチャーが行ってくれますので韓国と同クオリティのものを提供できます♡
ドレスは体型も出ますし気になる部分が多いと思います。特にマーメイドドレスは抵抗ある方多いと思いますが、レタッチという魔法をかけることもできるし、写真の撮り方でスタイル良く見せることもできますのでぜひ挑戦していただきたいです!
韓国花嫁の美しさの秘密いかがでしたか?
まだまだ違いはたくさんあるのですが、以上が私が大きく違うなと感じた点でした!韓国花嫁様はシンプルに見えて実は、意外と作り込んだメイクやヘアスタイルをしているんですね♡
ぜひルタンで本場のスタイルを体験してみてください!
きっと違う自分に出会えるはずです!
今は特に韓国がブームでヘアメイクやコーディネートも参考にされている方が多ですが、ブームで終わるのでなく「韓国フォト」『韓国ヘアメイク』という新しいジャンルとして確立できるようにしていきたいですね!
まだまだ研究中の私ですが、韓国花嫁様に憧れる日本の新婦様のために日々学んでいきますのでよろしくお願いいたします!